おはこんばんにちは!ノボルです。
最近、よくイライラしてしまうんだけど、どうしたらいいのかな・・・。
大丈夫。イライラするのには、原因と対処法があるから解説するね!
日常の生活の中で、イライラする場面ってたくさんありますよね。
・職場で上司が嫌味を言ってくる
・子供がいうことを聞いてくれない
・友達が待ち合わせ時間に遅れる
イライラしてしまうと、自分と相手の双方が嫌な気持ちになります。
1回であれば、それほど気にならないかもしれませんが、10回、100回、1000回と積み重なってしまうと、離婚や絶縁など、深刻な事態に発展してしまう可能性もあります。
なので、普段から、衝動にまかせて怒りを爆発させるのではなく、怒りを上手にコントロールして、適切な問題解決やコミュニケーションに結びつけることが重要です。
そこで今回は、イライラする原因と人に腹が立って仕方がないときの3つの対処法を解説します!
・最近よくイライラしている
・イライラする原因が分からない
・怒りをコントロールできるようになりたい
あなたが人にイライラするのは、「相手を変えようとしているから」
一般的に考えると、イライラする原因はたくさんあると思います。
・仕事や家事で疲れている
・完璧主義などの性格
・家族や友人との関係が上手くいっていない
しかし、それらの原因を突き詰めると、一つの根本的な原因が浮かんできます。
それは、「相手を変えようとしている」ということです。
これだけだと分かりづらいと思うので、「子育て」を例に考えてみます。
「子供がいうことを聞いてくれない」という悩みを抱えている親御さんは、多いでしょう。
・オモチャを片付けるように言っても、なかなか遊びをやめてくれない
・掃除しても、すぐに物を散らかす
ただでさえ、仕事や家事で忙しい上に、子供がいうことを聞いてくれないのでは、イライラするのも仕方ないと思います。
しかし、「いうことを聞いてくれない」というのは、言い換えれば、「自分の理想に合わせて子供を変えようとしている」ということです。
これは子供に限ったことではありませんが、他者は自分が思うように動いてくれないものです。なぜなら、相手がどうするかは、相手が決めることだからです。
どれだけ自分が相手のことを思って、色々してあげたとしても、相手からすると余計なお世話だったりします。
「人にイライラしてしまうのは、相手を変えようとしているから」という意味が分かっていただけたでしょうか?
相手が、自分の思う通りに動いてくれないから、イライラしてしまう。しかし、「相手を強引に変える」ことは、不可能です。なぜなら、「相手がどうするか」ということに関しては、相手が全決定権を持っているからです。
では、イライラしたとき、もしくは、イライラしないために、どうしたらいいのでしょうか?
人に腹が立って仕方がないときの3つの対処法
「課題の分離」をする
アドラー心理学の創始者・アルフレッド・アドラー曰く、「あらゆる対人関係の悩みは、他人の課題に土足で 踏み込む、もしくは踏み込まれることによって発生する」と言っています。
ここでいう課題とは、「その人が決めるべきこと」を指します。
自分が相手の課題に対して土足で干渉する。しかし、相手が自分の思うように変わってくれないから、イライラしてしまう。これが、人にイライラする仕組みです。
じゃあ、どう対処すればいいのか?
ここでオススメなのが、「課題の分離」というアドラー心理学の考え方です。
課題の分離とは、一言でいうと、 「これは誰が考えるべき課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題を分離していくことを指します。
「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」という諺があります。
水辺まで連れていくのは自分の課題であっても、実際に水を飲むかは相手が決めることであり、自分が干渉することではない、ということを意味しています。
対人関係でも同じです。
子供が勉強しない結果、最終的な責任を負うのは、子供自身です。なので、親は子供に勉強を強要してはいけないのです。
・旦那さんが家事を手伝ってくれない
・友達が話を聞いてくれない
・上司が嫌味を言ってくる
これらは全て、「相手の課題」なので、自分が対処すべき課題ではありません。したがって、気にする必要がないのです。
「自分の課題」と「他者の課題」との間に線引きすることで、人にイライラしないで済むようになります。
「課題の分離」について詳しく知りたいという人は、以下の記事で解説しました。
「これからどうするか」を考える
イライラしているときは、「過去に執着」していることが多いです。
・配偶者に嫌味を言われた
・子供が暴れて片付けが大変だった
・お客さんにヒドい言葉を浴びせられた
起こった事実は変えることができないので、思い出すたびにイライラする気持ちはわかります。
しかし、過去に執着し続ける限り、前に進むことはできません。
大切なのは、常に「これからどうするか」です。
・配偶者に嫌味を言われた → 信頼関係を築く努力をする
・子供が暴れて片付けが大変だった → 物をたくさん置かない、子供と外で遊ぶ機会を増やす
・お客さんにヒドい言葉を浴びせられた → クレームの対処法を考える
常に「これからどうするか」を考え、適切な対処法を知ることで、同じ状況に遭遇したときに、イライラしなくて済みます。
過去も未来も変えることができませんが、「今、どうするか」は自らの手で選択することができるのです。
「与えられる」のではなく「与える」
「人にイライラする」というのは、言い換えれば、自分の感情が人の言動に大きく左右されている状態です。
もっと言えば、人に与えられようとしているのです。
・いつも家事をしているのに、何も言ってくれない
・上司のために頑張っているのに、褒めてくれない
・親の介護をしてあげているのに、ありがとうの一言もない
人は、見返りが返ってこないとき、不満を抱きます。
「わざわざやってあげたのに、感謝もないのか」とイライラしてしまうわけです。
そこで大切なのが、見返りを求めないことです。
「与えられる」のではなく、「与える」ことによって、自らの貢献感を感じるのです。
家事の例で言えば、
・家事をしているのに、家族の誰からも感謝されない
ではなく、
・自分は家事をすることで、家族に貢献できているんだ
のように、「与える」という行為の中に自らの価値を見出すのです。
このように、発想の転換をするだけで、イライラしなくなります。
最後に
今回の記事では、イライラする原因と人に腹が立って仕方がないときの3つの対処法を解説しました。
【イライラする根本的な原因】
・人を変えようとしている
【人に腹が立って仕方がないときの3つの対処法】
・「課題の分離」をする
・「これからどうするか」を一緒に考える
・「与えられる」のではなく「与える」
イライラしてしまうと、自分と相手の双方にとってデメリットです。そして、「小さなイライラ」の繰り返しが、やがて深刻な事態に発展してしまうこともあります。
なので、普段から、適切な対処法を講じて、怒りを上手にコントロールするようにしましょう!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(o^^o)
コメント