おはこんばんにちは!ノボルです。
Google Chromeには、Web制作で大活躍するデベロッパーツール(検証機能)という便利なツールが備わっています。僕も、ウェブサイトを作るときやカッコいいサイトを見つけたときに、コードを確認たり一時的に変更するのにデベロッパーツールを使っています。
今回は、そんなデベロッパーツールの便利な機能について解説していきます。Web制作をするなら100%使い倒すことになるので、これを機会に使えるようにしておきましょう。
![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=35UA5A+FRZJW2+3GWO+6GC75)
・ページのHTMLとCSSを確認
・HTMLとCSSをいじってデザインを変更
・他サイトのコードをチェック
・異なる表示サイズでの表示チェック
デベロッパーツールを起動
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-15.12.05-1-1024x583.png)
適当なところを右クリックします。調べたい部分が決まっている場合は、そこを右クリック。
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-15.17.19-1-1024x889.png)
右クリックするとメニューが表示されるので、「検証」をクリックします。
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/10-3-1024x582.png)
画面の側面(もしくは下部)にデベロッパーツールが開きます。ゴチャゴチャしてますが、使っていく内に慣れてきます。笑
以下のコマンドで簡単に起動させることもできます!
Mac: ⌘ + Opt + I
Windows: F12
ページのHTMLとCSSを確認
ウェブページのコードをどうやって確認するのか見てみましょう。このブログを例に検証してみます!
見たい部分のコードを表示
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/11-4-1.png)
デベロッパーツールの左上にある矢印ボタンをクリックします。これで「選択モード」が有効になり、ページ内でクリックした部分のコードが見られるようになります。
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/11-2-1024x581.png)
確認したい部分をクリックすると、ウィンドウにクリックした部分のコードが表示されます。
画面の見方
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/11-6-687x1024.png)
上側には選択した部分のHTMLが青く表示されます。下側にはその要素に対応するCSSが表示されます。
HTMLを展開
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/html-open-6.gif)
▶をクリックすると、子要素を展開・確認することができます。
CSSの見方
次に、デベロッパーツールの下側にあるCSSの見方について説明します。
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/11-9.png)
「Styles」タブが選択されているか確認しましょう(もしされていなければクリックして選択してください) 。下側の欄には、選択している要素に対応したCSSが表示されます。
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-20.07.17.png)
選択した要素に対応したセレクタ、CSSの記載、ファイル名がそれぞれ表示されます。
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-20.18.28.png)
ちなみに、CSSの記載に取り消し線が引いてあるものがありますが、それは、そのCSSが適用されていないということを意味しています。主な原因は、同じ箇所に複数のCSSが記載されていたり、優先順位が低いなどです。必ずしもエラーとは限りませんので、心配しないでください。笑
HTMLを変更
Chromeのデベロッパーツールでは、HTMLやCSSを一時的に変えることができます。いちいちコードエディターに戻って変えなくても、ちょちょいとデザインを変更できるのはめちゃくちゃ便利ですね。
テキスト、タグ名、クラス名、id名を変更
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-21.26.17-1024x463.png)
CSSと同じように、まず変更したい部分をクリックします。それから、変更したいテキスト・タグ名・クラス名・id名などをダブルクリックすると、任意の値に変更できます。
新しいクラス名を追加
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-21.28.45.png)
デベロッパーツール右の「.cls」をクリックし、欄内に任意の名称を入力してEnterを押すと、新しいクラスを追加できます。
コード全体を編集
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-21.26.29.png)
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-21.26.38.png)
変更したい部分を右クリック&「Edit as HTML」を選択すると、要素全体を変更できます。
CSSを変更
CSSの値を変更
続いてCSSの変更について解説します。
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-20.33.20-1024x539.png)
選択モードがオンの状態で変更したい箇所をクリックし、変更したいCSSをダブルクリックすると、好きな値に変更できます。。
例として、ここでは、「font-size」を「18px→30px」に変更してみます。
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-20.38.23-1024x273.png)
すると、指定した要素のフォントの大きさが変わりました!めちゃくちゃ便利な機能です。
プロパティを追加
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-20.49.10.png)
プロパティを追加したいときは、「;」の後ろあたりをクリックすると、新しいプロパティが作成されます。
CSSの適応を外す
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-20.53.38.png)
左側のチェックを外すと、そのCSSが適用されていない場合の表示を確認することができます。
セレクタを追加
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-21.03.25.png)
右上の[+]をクリックすることで、新しいセレクタを作成できます。
また、プロパティと同様にセレクタもダブルクリックで変更できます。
レスポンシブチェック
最後に、レスポンシブチェックする方法について解説します。
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-21.50.15.png)
最初に、デベロッパーツール左上のタブレットボタンをクリックします。
![](https://onishi-noboru.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-08-21.50.25-1024x666.png)
すると、レスポンシブデザインの画面が出てくるので、下矢印をクリックし好きな画面サイズを選択すると、レスポンシブチェックができます。
最後に
今回は、Web制作で重宝するChromeの検証機能(デベロッパーツール)の使い方について解説しました。使いこなせば制作の効率がかなり上がるので、皆さんもどんどん使って慣れていきましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました(o^^o)
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=35UA5A+FRZJW2+3GWO+60OXD)
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